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丸越の介護

誰もが人間らしく生きていくために

丸越に訪問介護サービスセンターが設立されたのは平成12年(2000年)のことです。母体であるゴミ収集の仕事で地域を廻っているうちに、お年寄りとその家族を支えるための手が、もっともっと必要だと感じたことがきっかけでした。現在は「訪問介護」「介護タクシー」を、10人余りのヘルパー達が、地域を元気に走り回っています。

最期の時を迎えるまで人間らしく、尊重されて生きていける世の中でなくては、誰も安心して年を取ることができません。私たちの地道な活動が、その基盤をつくるための礎となることを信じて、ひたすら真面目にコツコツと日々を重ねていきたいと思っています。

「私たちにお任せください」。笑顔が自慢のヘルパー達。

▲「私たちにお任せください」。笑顔が自慢のヘルパー達。

 

訪問介護サービスセンター丸越 センター長

岩崎 寿美江からみなさまへ

お年寄りは偉大な人生の師。謙虚な気持ちで臨みたい

岩崎 寿美江

 

経済大国と呼ばれて久しい日本。けれども本当に豊かな暮らしは、福祉大国と呼ばれるようにならなければ、実現できないのではないでしょうか。

年を取るということは、これまでできていたことができなくなっていくことをも意味します。朝のゴミ出しがつらい。病院へ向かう坂道がつらい。お風呂の浴槽をまたぐのがつらい。できないことを自分のせいだからと言い、黙って辛抱している方達。私たちはその静かな忍耐に心を揺さぶられずにはいられません。

私たちのしていることは、お金をいただく《仕事》ではありますが、それだけではない何かが必要とされる仕事だと思います。ヘルパーに絶対の信頼を寄せ、買い物に行って来て、とサイフをポンと渡す人。訪問入浴に伺うと、一点の疑いもなく体を預けてくれる人。この、人に対する信頼感を、私たちはぜったいに裏切ってはならない。こんなにいいヘルパーさんがいるのだから、世の中もまだまだ捨てたものじゃないな、と思っていてほしい。ヘルパー達は皆、利用者の方と接する時にそのように考え、心の通い合いを何よりも貴重なものと考えています。

人生について、人間について考えさせてくれる偉大な師である人生の先輩に感謝しつつ、私達にできるささやかな手助けで、お返ししていきたいと思います。