
丸越の訪問入浴車がやってくるのを、楽しみに待っていてくださる利用者様は大勢いらっしゃいます。室内の空いたスペースに大型の浴槽を運び込み、水道から水を引き込み、車に備え付けのボイラーで瞬時に沸かして浴槽に入れれば準備はOK。よい香りの入浴剤を入れた浴槽が利用者様を待っています。
デイサービスなどでの入浴と違って順番待ちの必要もなく、自分のペースでゆっくり入れるところが訪問入浴の醍醐味。丸越では、ゆったりとしたスケジュールを組み、絶対に急かさないことをモットーにしています。お風呂で体も心もほぐれて出る笑顔は最高!その笑顔はスタッフの心も癒してくれます。




お風呂に入ってもらっている間は、利用者様にとって楽しい時間であることはもちろん、家族にとっても息のつける時間でもあるんです。24時間介護をしている家族の方に、少しでも息抜きしていただくのも、私たちヘルパーの大切な仕事です。
入浴の間はいっぱいお話をしていっぱい笑って、私たちも楽ませてもらっています。でも最初からフレンドリーな関係ができるわけではないんですよ。想像してみてください。もしあなたが他人の前で服を脱いで、お風呂に入れてもらうとしたら?抵抗があるでしょう?それに、人に抱きかかえられるのって、信頼関係があってもとても怖いんです。だから、急がずに徐々に信頼感を築いていくことがとても大切です。
その代わり、そうしてできた信頼感はなかなか崩れることはありません。先日亡くなったおばあちゃんは、亡くなる直前まで"お風呂はまだかい"って、待っていてくださったそうです。そうして待っていてくれる人がいるから、雨でも風でも雷でも、絶対に休みません。それが利用者様と私達との約束だから。
この仕事に就けて、とてもよかったと思います。どんなに厳しい状況でもやっぱり生きてるっていいな、人っていいな、と思えるから。慰められ、元気をもらっているのは私達なんだなって、心の底から思います。